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「国々の光となられたイエス」イザヤ42:5~9

 

2024年前、創造主なる神は、暗闇におおわれた世界にご自身の光を照らしてくださいました。神の御子イエス・キリストが誕生されたのです。この世界が続く限り、御子イエスは、世の光として国々を照らし続けてくださいます。

神は、天と地とその中にあるものすべてを創造し、今もなお創造のわざを継続しておられます。天を拡げ、地の生物を増やしておられます。ご自分の形に、ご自分に似せて造った人に、息を吹き込み、命を与え、霊を授けておられます。

神なる主は、預言者イザヤを通して、ご自分に仕えるしもべとして、イエスを地上に遣わすことを預言されました。またイエスを支え、守り、民の契約とし、国々の光として人々に与える事を約束されました。

イエスは、預言の通りに、人々の罪を赦すために、十字架で血を流して死なれ、神と人との間に新しい契約を結んでくださいました。そしていのちの光を人々に与えて、義なる者・聖なる者とし、神の御国の世継ぎとするために、死者の中から復活されました。

イエスは、見えない人の目を開けるために来られました。盲目の人は、肉体の目を癒やされただけでなく、霊の目を開けてもらい、イエスこそ神の子・キリスト・救い主と信じました。しかしユダヤ人指導者たちは、心の目を固く閉じて、イエスを信じませんでした。

イエスは、罪と死と悪魔に捕らわれている人を解放するために来られました。パウロは、イエスを憎み、キリスト者を迫害していました。しかし自らの罪を示され、悔い改めて、イエス・キリストを証しする者となりました。鎖につながれても、福音を伝えていきました。

神なる主は、御子の誕生以来、人々に罪の赦しと永遠のいのちを与える真の神であることを現わし続けておられます。モーセをはじめ預言者たちに語った救いの預言を御子によって成し遂げたことを証し続けておられます。

私たちは、創造主なる神に生かされていることを感謝しましょう。御子を信じて、罪と死と悪魔の支配から解放され、義といのちと神の支配に移されていることを確信していきましょう。神の御霊が与えてくださる助けを得て善を行い、救いの福音を伝えていきましょう。