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「救い主イエスの誕生」マタイ4:18~25

 

 今から2024年前、造り主なる神は、神の御子イエス・キリストを私たちの世界に送ってくださいました。それは、命の源なる神から離れ、自分勝手に生きている人間が、罪を認め、悔い改めて神に立ち返る道を与えるためでした。

 神の御使いは、処女マリヤが聖霊によってイエスを身ごもることを彼女に告げました。マリヤは、神のみことばをあまり理解できませんでした。しかし神は真実であり、神のみことばも真実であると信じて、神とみことばに従っていきました。

 夫のヨセフは、妻マリヤの妊娠に驚き、恐れ、悩みました。人が正しく生きようとして悩む時、神は、その苦しみを見て、語りかけ、助け出してくださいます。神の御使いが、夢に現れて、ヨセフに神のみことばを語りました。私たちが、神に助けを求めるならば、神は、私たちの祈りを聞いて悩みと罪から救い出してくださいます。

 御使いは、ヨセフに、妻マリヤを迎え入れ、生まれてくる男の子を自分の子どもとして育て、名前をイエスにするように命じました。ヨセフは、御使いの命じた通りに行いました。神は、ヨセフに、マリヤを迎える心と導きを与えられました。ヨセフは、自分の考えに捕らわれず、神のみことばに聞き従い、妻マリヤを迎え入れました。私たちも、自分の考えに固執しないで、柔らかい心をもって、神のみことばに応答していきましょう。

 私たちは、イエス・キリストを信じて、父、子、聖霊なる三位一体の神に結び合わされます。イエスのことばを守り、イエスの弟子となっていきます。イエスは、私たちといつも共におられて、支え、助け、守ってくださいます。

 

 私たちは、キリストにあって全ての罪が赦され、罪から解放され、自分が義とされ、義のしもべとされていることを確信しましょう。共におられるキリストが、私たちを悪から守り、善を行えるようにしてくださる事を信じて、神とみことばに従っていきましょう。