コロナ禍で誰にとっても多難な１年となりましたが、その試練の中でも創造主なる神が与えておられる恵みを覚えて感謝しましょう。神は、ご自分と御子イエス・キリストを信じる人たちを新しい人と造り変え、神に選ばれた者、聖なる者、神に愛されている者として下さいました。信じる人たちの群れが、愛と平和を実践していけば、主の教会は一つになり、神と御子に対して賛美と感謝が献げられるのです。
パウロは、キリストが与えられた恵みに立って感謝することを３つの形で教えています。①キリストの平和が、私たちの心を治めることによって感謝する人になる。主キリストは、神と私たちの間に平和を造り、私たちと人々との間に平和を築いておられます。神の子供として選ばれたのも、私たちが共に平和を実践するためです。私たちは、主の平和で心を満たしましょう。主の教会で兄弟姉妹と仲良くしていきましょう。家庭・学校・職場等でキリストの平和を築いていきましょう。そして神と人々に対して感謝していきましょう。
②キリストのことばを私たちの間で豊かに住まわせる。(a)神の知恵なるキリストのことばを用いて互いに教え合い、戒め合います。私たちは、独りでは弱い。しかし主にある兄弟姉妹たちに会い、キリストのみことばによって教え合い、戒め合って、みことばの理解を深め、教会で、家庭で、社会でみことばを活用していきます。赦し合い、愛し合って結びつきを強めていきます。(b)神の恵みを覚えて神に感謝し、詩と賛美と霊の歌で神に歌います。私たちが、主にあって神から与えられている恵みの価値により深く気づいていくなら、心の中に感謝と喜びが生まれ、一緒になって神をほめ称える事ができるのです。
③主イエスを通して神に感謝しつつ、主の御名にあって全てを行う。
私たちは、主の平和と主のみことばを喜び、御子を遣わされた父なる神に感謝していきます。2021年を主にあってすべてを行っていきます。主キリストは、私たちの内に住んでおられます。内住の主に頼り従いつつ、常に主から助けと励ましをいただき、ことばと行いにおいて神に喜ばれる歩みをし、神の素晴らしさを表していきましょう。そして主の教会に感謝が満ち溢れるようにしていただきましょう。