創造主なる神は、ご自分が造った人間を救うために、ご自分の愛する子イエス・キリストを私たち人間の世界に遣わして下さいました。神は、御子イエスとそのみことばによって人々を救って下さいます。
イエスは、金持ちの青年を念頭に置きつつ、弟子たちに「金持ちが天の御国に入るのは難しいことです」と語られました。金持ちの誰であっても、自分の財産を捨てて、イエスに従うことは至難の業です。人は、神に仕えるよりも富に仕えて、富の奴隷になりやすいのです。
イエスは、金持ちが神の御国に入るのは、大きなラクダが小さな針の穴を通るよりも難しく、不可能に近いことを示されました。
弟子たちは、イエスのことばを聞いて、大きな衝撃を受けました。当時、人々は、富は神からの祝福であり、罪人には与えられないと考えていました。弟子たちも、金持ちの青年が救われて、神の御国に入ることができると思っていました。弟子たちは、不安に襲われ「それでは、だれが救われることができるでしょう」とイエスに尋ねました。
人を救うことは人間には不可能です。しかし神には可能なのです。神は、金持ちを救うことがおできになるだけではなく、どんな人をも救う事がおできになります。取税人の頭で金持ちであったザアカイは、イエスの前に罪を認め、告白し、悔い改めて、神と御子を信じました。ザアカイのように、神と御子に信頼し従う人は誰でも、神の御国に入る事ができます。御子はまた、信じた人の家族も救って下さいます。
神から遣わされた救い主だけが、神とご自分に信頼し従う人たちを救うことがおできになります。誰でも、自分が救われたいなら、イエスを救い主・主と信じ、主とそのみことばに従っていきましょう。主は、あなたを赦し、義とし、神の御国に入れてくださいます。
救われた私たちは、失われている人たちを捜して主イエスのもとに導くために用いられていきましょう。イエスの聖霊に力づけられて、失われている人たちを捜していきましょう。失われている人たちがイエスによって救われるように働きかけていきましょう。