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「母の愛を覚えましょう」  ヨハネ16:16~22

創造主なる神は、私たちに母を与えてくださいました。「母の日」に、母とその愛を想いましょう。神とその愛を想いましょう。神は、私たちを愛しておられることを現わすために、御子イエス・キリストを私たちのところに送ってくださいました。またもう一人の助け主なる御霊を送ってくださっています。

 主イエスは、最後の晩餐の席で、ご自分が父なる神のもとに行くことを語られ、少しすると弟子たちのところに戻って来ることを約束されました。しかし弟子たちは、主のみことばを理解できなかったので、話し合い、理解を深めようとしました。それでも分からなかったので、主に聞こうとしました。主は、彼らの願いを知って、みことばの意味を教えられました。私たちも、みことばに心を留めて、互いに学び合いましょう。みことばを悟る事ができるよう主に祈り願いましょう。

 主イエスは、みことばの真理を弟子たちに伝えられました。主が十字架に付けられた時には、弟子たちは泣き、嘆き、悲しみます。しかし敵対する人たちはイエスの死を喜びます。弟子たちが辛い状況の中でも、彼らの悲しみが喜びへと変わることを主は約束されました。お母さんは赤ちゃんを産む時に苦しみます。赤ちゃんを抱いた時に苦しみを忘れて喜びにあふれます。弟子たちも主に再び出会った時に悲しみは喜びに変わったのです。

 主は、御霊として弟子たちのところに戻って来られました。彼らの霊の内に住まいを設けて、いつも彼らと共にいて助けられたので、彼らの喜びは永続しました。困難に遭っても、主が弟子たちを助けられたので、彼らは試練を乗り越えていくことができました。

 私たちの内に住んでおられる主の御霊は、私たちが弱さを覚えて助けを呼び求めると、私たちの祈りに応えて助けてくださいます。私たちが主の御霊に頼り従っていくなら、御霊は、愛、喜び、平安を与えてくださいます。母が子どもを愛し育てるように、神は私たちを愛し養い育ててくださいます。主の御霊に助けを得て、母を愛し、神を愛していきましょう。