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「神の子どもとされている幸い」ヨハネの手紙第一3:1-3

 

 私たちは、造り主なる神と救い主イエス・キリストを信じて、罪赦され、永遠のいのちを与えられました。神の聖い御霊を心に迎え入れて聖霊によるバプテスマを受け、神の子どもとして新しく誕生しました。神が私たちを見つけて、神の子どもとして造り変え、神の御国に入れてくださったので、私たちはもう自分捜しをしなくてよいのです。神のみことばとみわざに基づいて自分が神の子どもであると自覚し、堂々と生きていきます。

 

 神は、私たちがキリストを信じた時から現在までご自身の愛を私たちに与え続けて下さっています。私たちと豊かな交わりを築くために、御子の十字架の身代わりの死によって私たちの全ての罪を取り除いて下さいました。御霊を与えることによって長子イエスと同じ神の子どもとして造り変え、「愛するわが子よ」と呼んで下さっています。

 

 私たちは、神の子どもですから、長子イエスとも似ています。ただし、生かされている今は、自分の体の内に働く罪との戦いの中でうめき苦しんでいます。人となられたイエスも、罪は犯されませんでしたが、激しい戦いにさらされました。聖霊に助けられつつ、ご自分の身を聖く保ち、父なる神の喜ばれる義を行い、神と人々と弟子たちを愛し通されました。

 

 御子イエスが再臨される時、私たちは顔と顔を合わせて御子にお会いします。その時、私たちは、復活の体を与えられて、御子の栄光を完全に反映する者となり、全人格的に御子に似た者へと永遠に変えられます。ですから、私たちは、キリストに似た者となる目標を掲げていきましょう。イエスに信頼し従い続けて、聖さと義と愛の実を結んでいきましょう。罪を犯したなら、その度毎に神に罪を告白し、悔い改め、御子の血によってきよめ続けていただきましょう。私たちが、御子のうちにとどまり続ければ、再臨の時、私たちは大いなる確信を持って、恥じることなく、御子をお迎えすることができるのです