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「神の救いのご計画」 創世記3: 14~21

最初の人アダムとエバは、神の命令に逆らい、罪を犯しました。それでも、神は、彼らを断罪するのではなく、愛と憐れみをもって悔い改めるように導かれました。しかし、彼らを誘惑した蛇・悪魔に対しては呪いを宣言され、永遠のさばきを断言されました。

  神は、人を呪いから救い出す計画を立ててくださいました。悪魔と人との間に敵意を置き、女の子孫イエス・キリストによって悪魔と悪魔のわざを打ち壊す事を約束されました。キリストは、ご自身が人に代わって呪われた者となり、人を神の祝福へと入れて下さいました。

 神はまた、人を苦しみから救い出す計画を立ててくださいました。女は産みの苦しみを経験し、夫に愛情を傾けますが、支配されて過ごすことになります。しかしキリストは、ご自分が教会を愛するように夫も妻を愛する事を教え、妻への愛を増し加えてくださいます。

 男は、食べるために働き、労苦する人生を送ることになります。多くの困難と苦労に耐え、やがて土に帰り、死を迎えます。しかしキリストは、人が神と人を愛するように導き、神と人に奉仕する心と力を与えて、天の御国に宝を積めるようにしてくださいます。

 神は、創造の時、男と女を祝福し、「生めよ。増えよ。」と宣言されました。ところが、彼らが犯した罪のゆえに、神が約束された祝福は大きく損なわれました。しかしそれでも、アダムは神の約束を信じて、妻をエバと呼びました。エバから全ての人が生まれてくるからです。

 神は、愛情を込めて皮の衣を作り、彼らの裸を覆ってくださいました。皮の衣を作るために、動物の命が献げられ、血が流されました。同じように、神は、私たちを愛し、御子キリストを十字架に架けられました。御子は、ご自分の命を献げ、血を流してくださり、私たちに罪の赦しを与え、義の衣を着せてくださったのです。

 私たちは、創造主なる神と神のみことばを信じていきましょう。神が御子イエスによって与えておられる救いを堅く信じ続け、神の祝福と幸いといのちのうちに留まりましょう。神の救いのみことばとみわざに感謝し、神の愛と恵みをほめたたえていきましょう。