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「主を心に迎え入れましょう」 ヨハネの黙示録3:14~22

主イエス・キリストは、まことの神であり、信頼できる真実な証人です。神によって創造された全てのものの源であり、昔から今日まで、神のみことばを語り続けておられます。使徒ヨハネを通して、小アジアにあるラオディキアの教会に啓示のことばを告げられました。

 主イエスは、ラオディキア教会の兄弟姉妹たちの思いも、言葉も、行いも全てご存じでした。イエスは、彼らが主に役に立つしもべとなり、人々を癒し、元気にする働きに携わることを願われました。しかし、彼らは、主と人々に仕える点で熱心ではありませんでした。富に頼り、自己満足し、自己中心に生きていたので、イエスは彼らとの関係を切るとまで言われました。

 主は、最高の助言者であり、授与者です。私たちに知恵を与え、必要を満たしてくださいます。①試練を用いて私たちを精錬し、不信仰を取り除き、信仰に富んだ者へと成長させてくださいます。②十字架と復活によって私たちを聖め、義とし、白い衣を着せて下さいました。私たちは、主に助けていただいて、衣を汚さないようにしましょう。③自らの内にある罪に気づき、罪を捨て、癒されていきましょう。

 イエスは、あなたを愛しておられるゆえに、あなたの歩みを正し、あなたを教育し、訓練してくださいます。ご自分との関係をより豊かなものにし、ご自分の愛があなたに十分に届くように働きかけておられます。だから、イエスは、あなたが悔い改めてイエスに近づくようになることを願っておられるのです。

 主イエスは、私たちの心の戸をたたいて下さっています。私たちが心の戸を開けて主を心に迎えるなら、主はその招待を喜んで受けて、私たちと豊かな交わりを持ち、私たちを癒し、元気づけて下さいます。

  御子イエスは、十字架の死に至るまで、義を行い、罪を退けて、神に従い通され、世に勝利されました。神は、ご自分の御座にイエスを共に着かせてくださいました。御子は、ご自分と共に歩む人たちに、ご自身の勝利を与えてくださいます。私たちも、御子に信頼し従い通して、勝利を得て、イエスと共に御座に着かせていただきましょう。