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「いのちの光を証しする」 ヨハネ1:6-8

イエス・キリストは、人々を照らすいのちの光です。私たちも、イエス・キリストを信じて、世の光となりました。いのちの光なるイエスを心に宿し、周りの人々を照らす光となっています。

 

 バプテスマのヨハネは、イエスを最初に証しした人でした。ヨハネがこの世に生まれ、活動したのは、イエスを証しするためでした。キリストによって造られたすべての人が、ヨハネを通して、イエスが神の子キリストと信じる為でした。

 

 私たち人間は、光なる神から離れ、悪魔が支配する闇の中を歩んでいます。神の喜ばれる善を嫌い、神の憎まれる悪を行なっています。罪と汚れと悪魔の支配の中に過ごし、滅びへと向かっています。イエスが、この暗闇の世に来られたのは、光として活動し、ご自分に信頼し従う人がだれも罪の暗闇の中にとどまることのないためです。

 

私たちは、①私たちのことばによって、イエスが神の子キリストであることを証しします。ヨハネの福音書が書かれた理由は、イエスが神の子キリストであることを示し、イエスを信じる人たちが永遠のいのちを持つためでした。②私たちの行いによって、イエスが人々を照らす光であることを証しします。世の光なるイエスを反映し、周りの人々を照らす光となり、いのちの光なるイエス・キリストを届けます。

 

 イエスは、ヨハネが誕生した半年後にお生まれになり、ヨハネの後に世に来られました。しかしヨハネよりも前におられた方でした。イエスは、ヨハネが存在する前に存在されていたのです。イエスは、世界の創造の始めにすでに存在されていた神なのです。バプテスマのヨハネは、イエスのように、奇跡やしるしを行ないませんでした。しかし、イエスについて証しした事は全て真実であったことが明らかになり、多くの人々が、イエスを神の子・キリスト・救い主と信じました。

 

 

 イエス・キリストは、①世の罪を取り除く神の子羊です。②聖霊によってバプテスマを授ける神の子です。ヨハネのように、私たちも、光なるイエス・キリストを証しするために、生まれてきたことを覚え、キリストについて証ししていきましょう。