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「御国の子どもたち」 ヨハネの福音書 1:9-13

イエス・キリストを救い主・主と信じて、この世を去った人たちは、イエスのおかげで天の御国に迎え入れていただきました。天の御国には、父なる神、子なる神イエス・キリスト、御霊なる神がおられ、神を信じているすべての人たちが住民として暮らしています。

御子イエスは、御父のみもとから、この世に来られ、生涯かけて、神のみわざを行ない、神のみことばを語り、神の御心を人々に知らせ、神を明らかに見せてくださいました。イエスは、「世の罪を取り除く神の子羊」です。十字架で私たちの罪の為のささげ物となり、私たちの罪の罰と呪いを受けて下さいました。私たちは罪赦された者となりました。イエスはまた、「聖霊によってバプテスマを授ける方」です。ご自身の聖霊を与えることによって、信じる私たちが天の御国の住民である事を証明して下さっています。

イエスは、まことの光として存在しておられました。イエスは、いのちの光として、すべての人を照らしておられます。イエスは、時至りて、世に来られ、ご自分の民にご自身が神の子・キリスト・救い主であることを現されました。しかし、人々はイエスを受け入れませんでした。人は、悪を行ない、闇を好むからです。偽りを欲し、真理を憎むからです。光なるイエスのところに来て、自らの闇が曝かれることを避けるからです。

もう一方で、イエス・キリストを信じ受け入れる人々がいました。イエスは、彼らに神の子どもとなる特権を与えてくださいました。彼らは、血筋や、人の願望や意志によってではなく、神によって生まれたのです。私たちは、罪を赦され、心に神の御霊を宿し、神の子どもとされて生かされています。天の御国の住民となっています。この世を去る時、天の御国に引き上げられます。ですから、天の御国にて、御父、御子、御霊の神と主にある兄弟姉妹たちに会うことを期待し、いのちの日の限り、神をほめたたえ、神に喜ばれる善を行ない、神の悲しまれる悪を退けていきましょう。そして天の御国に朽ちない宝を積み上げていきましょう。三位一体の神は、いつまでも私たちと共におられ、助け、力づけ、導き、守り、支えてくださいます。