· 

「救い主の誕生を知らせる」 マタイ2:1~12

2025年前、ヘロデ王の時代に、救い主イエス・キリストがユダヤのベツレヘムでお生まれになりました。神の子イエスは、罪と死と悪魔の支配の中で、もがき苦しんでいる私たちを救い出すために、神の光として暗闇の世界に下って来られたのです。

造り主なる神は、星を特別に用いて、救い主の誕生を異邦人である東方の博士たちに知らせてくださいました。博士たちは、聖書を調べ、星の出現から、救い主の誕生を確信しました。彼らは、幼子イエスを礼拝するために、遠くバビロンからエルサレムにやって来たのです。神はまた、救い主イエスの誕生を知らせるために、天の御使いたちを、ザカリヤ・エリサベツ、ヨセフ・マリヤを、そして羊飼いたち・博士たちを用いられました。

ところがヘロデ王はじめ、祭司長たち、律法学者たち、エルサレムの住民は、博士たちの来訪の目的を聞いて恐れ惑いました。彼らは、救い主を信じ受け入れるよりも妬んで殺そうとしました。罪からの救いを求めるよりも、ますます罪の深みにはまっていきました。私たち人間に必要なのは、神の前に自らの罪を認め、赦しを乞い、救い主イエス・キリストを信じて、キリストと共に生きていくことなのです。

神は、あなたを罪から救うために、救い主イエスを送って下さいました。あなたを導き、イエスに出会うようにしておられます。あなたも、神と神のみことばを信じ、自らの罪深さを認め、謙遜になって救い主を心に迎えいれましょう。神は、あなたの罪を赦し、義とし、神の民として造り変えてくださいます。神は、救い主の誕生と救いの恵みを知らせるためにあなたを用いてくださいます。あなたも私も、神の救いと恵みに感謝しつつ、救い主イエス・キリストの誕生と救いを周りの人々に知らせていきましょう。