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「主に1年を感謝しましょう」  詩篇111:1~10

2021年を終えるにあたって、私たちは、心を尽くして、神なる主に1年を感謝しましょう。祈りの中で、主をほめたたえ、主に感謝していきましょう。お互いの間で、主をほめたたえ、主に感謝を表していきましょう。主の集会で、主をほめたたえ、主に感謝を献げていきましょう。

情け深く、憐れみに満ちた神なる主は、イスラエルの民に数々の大いなるみわざを行なわれました。民をエジプトでの苦しみから救い出し、カナンの地に導き、相続地とされました。主はまた、御子イエス・キリストにあって大いなるみわざを行い、私たちを罪から救い出し、ご自分の民とし、天の御国へと導いてくださっています。

しかし、私たちは、主の情け深さと憐れみを時には忘れて、主に逆らい、文句を言ってしまうことがあるかもしれません。私たちは、イスラエルの失敗から学んでいかなければなりません。主は、ご自身のみことばを民に与えられました。みことばを守るなら、命と幸いと祝福を与えると約束し、もう一方でみことばを破るなら、死と災いと呪いが待ち受けていると警告されました。それでも、民は、神に文句を言い、神に逆らいました。彼らは、神をほめたたえて、感謝するどころか、神をけなし、不満をぶちまけました。

主は、民を奴隷状態から贖うためにモーセを送り、彼を通して民を導かれました。カナンの地を所有地とするために、モーセ亡き後、ヨシュアを立てられました。そして世界中の人々の中からご自分の民を集めるために、御子を遣わされました。御子は、罪と死と悪魔の奴隷から私たちを買い戻し、神のしもべとするために、ご自身の命を代価として支払ってくださいました。神なる主はご自身の民に対する契約を果たしてくださったのです。私たちは、主をほめたたえ、主に感謝しましょう。