創造主なる神は、私たちをご自分の似姿に造り、私たちを愛してくださっています。神は、私たちが罪によって滅びることなく、永遠のいのちを得ることができるように御子イエス・キリストを救い主として送ってくださいました。
イエスは、神が定められた救いの時に、暗闇に満ちた世界に来られました。そして悪に弱く、神を敬わず、罪に捕らわれていた私たちを救い出すために、十字架で私たちの身代わりとなってくださいました。イエスは、私たちが本来受けるべき神の裁きと怒りを受け取り死んでくださいました。
私たちは、愛に基づくよりも、利害関係の中で損得勘定によって行動してしまいます。相手が正しい人であっても、善い人であっても、その人のために命を捨てることは殆どありません。しかし神は、人を愛する動機から、ご自分と人との関係を修復し、和解できるように働きかけておられます。私たちがまだ罪人であった時に、神は、御子を与えることによって私たちに対するご自分の愛を示されました。
イエスは正しく善い方でしたが、人々は彼を憎み、十字架につけて殺してしまいました。イエスは、自分を迫害した人々のために父なる神に赦しを願い、彼らのために死んでくださいました。実は、私たちもイエスを十字架につけた張本人の１人なのです。
私たちは、イエス・キリストを信じて、神から生まれて神の子どもとなりました。キリストにあって義人として造り変えられました。ですから、神の子どもとなり義人とされた私たちは、神の御霊に支えられて、長子キリストに倣い、父なる神を愛し、兄弟姉妹たちを愛し、人々を愛していきましょう。