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「復活の主を信じましょう」 ヨハネ20:1~10

天と地とその中にある全てのものを造られた神は、全能なるお方です。神にとって不可能なことは何一つありません。神は、ご自身の大能の力によって神の御子イエス・キリストを死者の中から復活させられました。また、天でご自身の右の座に御子を着かせ、全てのものを支配する権威を授けられました。イエスご自身も、大能の力によって全てのものを支配しておられます。キリストは、ご自分を信じる人たちを用いて、十字架の救いと復活のいのちを伝え続けておられます。

 イエスは、悪霊に憑かれて苦しんでいたマグダラのマリアを救われました。癒やされたマリアは、イエスに従い、十字架の死にまで立ち会い、主の復活の目撃者にもなりました。マリアは日曜日の朝早く墓に来ましたが、墓にはイエスがいないと思い、泣いていました。彼女は、死んだイエスを捜していたので、悲しみに沈んでいたのです。しかし、復活された主は、彼女に現れて、ご自分であることを示されました。マリアは、喜びに溢れました。

 ペテロとヨハネも、墓にはイエスを包んでいた亜麻布と布が離れて置いてある状況を見て、イエスが聖書の約束の通りに死者の中から復活されたことを悟りました。主はまた、その日の夕方、弟子たちにも現れたので、弟子たちも喜びに溢れました。その場に居なかったトマスは復活を疑い信じませんでしたが、一週間後イエスが彼に会われたので信じることができました。弟子のトマスでさえ、最初は復活を信じませんでした。死に勝利された主は、ご自分を信じる誰にでも、永遠のいのちを与えて、天の御国に入れて下さいます。

 ですから、私たちは、神のみことばを疑わないで、復活の主を信じていきましょう。主が十字架で身代わりの死を遂げて私たちの罪を取り除き、復活して永遠のいのちを与えてくださったことを確信していきましょう。復活の主が御霊として信じている私たちに内住しておられるので、主に信頼し従っていきましょう。私たちが地上を去る時には、主の御霊が私たちを天の御国へと引き上げてくださるので、天の御国を待ち望んでいきましょう。