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「主に聞き従う安心」 箴言1:20~33

創造主なる神は、私たちが自分自身を正しく知ることができるように、人を通して忠告と叱責を与えられます。また聖書を通して忠告と叱責を与えておられます。私たちは、それらの忠告と叱責を聞いて、自分を振り返り、変えるべきところは変えて、捨てるべき罪は捨てて、自己を改革していきます。主イエス・キリストは、すべての人に、時代を越え、場所を越えて、神の救いと知恵を語っておられます。

 神は、御子を私たちの世界に送ってくださいました。私たちが、御子の忠告と叱責に耳を傾けるなら、私たちには神の知恵が与えられ、知恵の御霊が湧き出るようになり、知恵のことばを悟るようになるのです。私たちが主のことばに教えられ、主の御霊に導かれて歩むなら、試練や苦難が襲ってきても、私たちの人生にはいのちが溢れ、平安が満ちていくのです。

 しかし、主が救いの手を差し伸べて忠告しても、多くの人が聞き入れません。叱責を受けても、多くの人が罪を悔い改めません。それゆえ、悪を行い続ける人には、災難と恐怖、苦難と苦悩が襲います。主は、彼らをあざ笑い、彼らの祈りに応えられません。私たちは、浅はかさ、高ぶり、愚かさに決別し、謙遜になって、みことばに耳を傾け、罪を悔い改めて、主と共にいのちと平安の道を歩いていきましょう。

 人は、神の知恵であるキリストを拒み、その忠告と叱責に聞き従わないなら、自分を永遠のいのちから遠ざけ、滅びに向かうことになります。私たち信仰者は、罪を悔い改め、悪を捨てて、神に立ち返り続けていきましょう。神の喜ばれる正しい道を踏みしめていきましょう。神は、御子にあって私たちを正しい人として造り変えてくださったので、私たちは主に聞き従い、神の喜ばれる正しい道を踏みしめていくことができるのです。