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「十字架に架かった王」 マタイ27:32~44

あなたは、造り主なる神から離れて、罪の暗闇の中をさ迷っていませんか。神は、私たち人間をご自分の形に似せて造って下さいました。人は、神から任された世界を治め、神の素晴らしさを現し、神と人を愛する為に生かされています。しかし私たちは、神を無視し、自分勝手に生き、悪を行い、欲望の奴隷となっています。私たちは誰もが「的外れ」の生き方をしています。聖書は、それを「罪」と呼んでいます。

人は誰もが、悪魔に誘惑されて罪を犯し、霊的に死んだ状態で、滅びに向かっています。人は、死後、神の前に自分が行ってきたことについて申し開きをしなければなりません。誰が、聖く正しい神の裁きに耐えることができるでしょうか。私たちには、罪と死と悪魔の支配から救い出す方が必要なのです。神から遣わされた神の子イエス・キリストは、私達の罪を赦し、私達を罪から解放し、守って下さいます。

人の罪は、どこまで深いのでしょうか。救い主をはずかしめる程に罪深いのです。イエスを十字架につけることに賛同した群衆は、彼を冒とくしました。群衆を扇動した指導者たちは、嘲りました。十字架につけられた強盗たちは、罵りました。あなたもイエスを迫害し苦しめてはいませんか。あなたが造り主なる神に対して、また造られた人に対して、冒とくしたり、嘲ったり、罵ったことがあるなら、あなたも同じ罪を犯しているのです。

イエスは、人々の挑発にもかかわらず、十字架から降りてこられませんでした。神の御心に従って十字架での苦しみを耐えられました。それは、ご自分に敵対し、苦しめる人々が、罪の赦しを得て、神との交わりを回復し、永遠のいのちを持ち、天の御国に入るためでした。イエスの十字架での叫びは、私たちの代わりに罪の刑罰と呪いを受けられ、神から見捨てられた神の子の叫びでした。その叫びは、今もあなたに届いています。あなたもイエスを神の子・キリスト・救い主と信じて父なる神に立ち返りませんか。