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「命の御霊の法則によって生きる」 ローマ人への手紙8:1~4

私たちの誰もが、自分の肉体のうちに働く罪の力に悩まされています。それゆえ、神の聖く、正しい、愛の律法を知りつつも、律法を守ることが中々できません。体は、罪が働いているゆえに死んだ状態になっています。また朽ちて死んでいきます。しかし神は、御子イエス・キリストによって私たちを罪から救い出して義人としてくださいました。キリストの再臨の時には、罪と死から解放された復活のからだを私たちに与えてくださるのです。

 私たちは、キリストに結びついているので、キリストとすべてのものを共有しています。ですから私たちは、神から裁きを受けて有罪となり刑罰を受けることがありません。キリストにあって罪を赦され義とされているからです。神の御霊を心のうちに宿し、御霊に助けられて生きることができます。これこそが、私たちにとって罪に定められないで罪から解放されて生きる法則なのです。

 御子は、私たちと同じように罪の肉体を持ってこの世に来られました。来られた目的は①私たちに罪の赦しを与えるためでした。②私たちを罪から解放するためでした。神は、御子によって私たちの罪を赦されただけでなく罪からも解放してくださいました。それは、私たちが、霊的な死を味わわないで、ご自身のいのちによって生きる為です。

 私たちは、キリストにある者となり義人として生まれ変わったので、肉体の内に働く悪い欲望に任せ従って生きることのないようにしましょう。心の内に住んでおられるいのちの御霊に頼り従って生きていきましょう。私たちが御霊に頼り従って生きるなら、御霊が働き、悪い欲望に打ち勝つ力を私たちに与え、律法の求める義を行なうことができるようにしてくださいます。罪を犯した時には、その度毎に出来るだけ早く悔い改め、御子の血によって赦し聖めて頂きましょう。