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「兄弟愛をいつも持ちましょう」 へブル13:1~3 林 美江子姉

あなたは、旅人をもてなすことを忘れていませんか?「旅人をもてなす」とは、旅人に宿泊や食事を提供することだけを表しているわけではありません。「もてなし」とは「心のこもった待遇」のことです。

特にキリスト者にとっての「心のこもった待遇」とは、「兄弟愛を持って」人々に対応することです。あなたの最も近くにいる家族・隣人・主にある兄弟姉妹・出会う全ての人が対象者です。時には、顔も見たことのない遠い異国の人々に兄弟愛を表す機会もあるでしょう。

今日は「世界食糧デー」です。世界に目を向けた時、飢餓で多くの人々が苦しみの中にあります。「小さなことから一歩ずつ」あなたにできる精一杯の小さなことを形に表しましょう。【大切なのは、どれだけたくさんのことや偉大なことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです。】(マザーテレサの言葉) あなたが主イエスから受けている無限の愛の中から、兄弟愛を実践していきましょう。

その時、主イエスは「わたしの父に祝福された人たち。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。」と、あなたを祝福してくださいます。

【あなたの目を開いて、その目でしっかり見てください。飢えは、食べ物がない事だけではありません。今この世界には愛を知らない事の[飢え] 神のみ言葉への[飢え]があります。】(マザーテレサの言葉)

イエスさまは語られました。「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」(ヨハネ6:35)

私たちキリスト者が「いのちのパン」であるイエス・キリストの福音を伝え、兄弟愛を持って行動する「神の愛の道具」になれるように祈り求めていきましょう。