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「十字架の救いと祝福」 マルコ15:21~41

人は、あらゆる手段を尽くして様々な祝福を得ようとしますが、中々手に入れることができません。たとい手に入れたとしても、仮のもので束の間のものです。しかし、造り主なる神からいただく祝福は真実なもので、永久に続きます。ところが人は、神に背を向け、自分勝手に生きています。数え切れない罪を犯し、神から罰と呪いを受けています。神は、人を罪の罰と呪いから救うために、御子イエス・キリストを遣わされました。御子は、私たちを愛し、私たちに代わって十字架で罰せられ、呪われた者となられました。

しかし、イエスを十字架につけた人々は、「十字架から降りて来て自分を救え」と罵り、嘲り、辱めました。もしイエスが、彼らの挑発に乗り、神の子の力を行使して、十字架から降りて来たなら、私たちに神の救いと祝福は訪れなかったでしょう。イエスは、彼らに罵られ、嘲られ、辱められても、私たちを救う為に十字架から降りて来られませんでした。

イエスが十字架に架かって3時間が経った正午に全地が暗くなりました。その暗さは、午後3時まで続きました。この暗闇は、神が、ご自分の愛する御子を、私たちの代わりに罪人として裁かれたことを意味していました。イエスは、愛する父なる神と完全に断絶されて神の裁きを私たちの為に受けてくださいました。私たちは、イエスの苦しみを計り知ることができません。私たちは、自分が犯してきた罪に気づいているでしょうか?

罪のない神の御子は、あなたのために身代わりとして罪の罰と呪いを受けて十字架で死んでくださいました。あなたが、罪を認め、悔い改め、イエスを神の子・キリスト・救い主と信じるなら、あなたは、すべての罪の罰と呪いを取り除いていただいて、神のみもとに帰り、神の祝福に入れられ、神と共に永遠に生きることができるのです。あなたも十字架のキリストを見上げ、自らの罪を知らされ、救い主イエス・キリストを信じませんか!