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「イエスの御名によって祈る」 ヨハネ14:12~14

今日からアドベント(待降節)に入りました。神の御子イエス・キリストの誕生をお祝いする日が近づいてきています。御子イエスは、人となってこの世界に来てくださいました。イエスは、私たち人間と神との架け橋となってくださいました。私たちの罪を赦し、私たちを神の子どもとして生まれ変わらせ、神との交わりの中に入れてくださいました。そしてご自分の名前を用いて神に祈るように教えてくださっています。

①イエスは、神とキリストを信じる私たちが、イエスのみわざを行うことができることを語っておられます。弟子たちも、そして私たちも、イエスの行われたみわざはもとより、それらよりも更に大きなみわざを行うことができるのです。イエスが、御霊として私たちと共におられて、私たちを通してご自分のみわざを行われるからです。御霊は、弟子たちに降って来られて以来、今日まで働いておられます。私たちを証人として用い、御国の福音を伝えておられます。

②イエスはまた、神とキリストを信じる私たちが、イエスの御名によって祈ることができることを語っておられます。私たちがイエスの御名によって父なる神に祈り求めることをイエスが行ってくださることを約束しておられます。イエスは、ご自身の御名とみわざによって父なる神が誉め称えられるようにされます。私たちは、御父にも祈り、御子にも祈ることができます。

私たちが祈る場合、大事なのはイエス・キリストを愛する愛に基づいて祈ることです。イエスを愛している人は、イエスの愛の戒め・「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」を守ります。私たちは、イエスを愛し、互いに愛し合い、互いのために祈り合いましょう。主は、私たちの祈りを聞いて豊かに応えてくださいます。