造り主なる神は、私たちを愛してくださっています。私たちに命を与え、私たちを育み、若年から老年に至るまで守り支えてくださるお方です。私たちは、私たちの神を拠り所、避け所とします。使徒パウロは、御霊を通して神の愛が私たちの心に注がれ、心の底から湧き出していることを示しています。十字架に架かられた御子イエス・キリストを通して神の愛が私たちに現されていることを伝えています。
私たちは、自らの弱さのゆえに悪に勝利することができず、神に対して不敬虔な者となり、神の律法を破り、罪の中に生きていました。しかし神は、御子が十字架で流された血のゆえに、神と御子を信じる私たちを赦し、義としてくださいました。私たちのために宥めの犠牲となられたキリストを通して、私たちは今の時も神の怒りから救われています。最後の審判の時にも神の怒りから救われることになります。
神は、敵対していた私たちをご自分と和解させてくださいました。今や神は、私たちの味方となってくださっています。キリストが、十字架上で私たちと神とを隔てている罪を取り除いてくださったからです。私たちはキリストのいのちにあって、今の時はいのちの御霊に助けられて生かされ、主キリストの再臨の時には復活の体をいただき、神の御国において永遠のいのちの祝福に与ることができるのです。
すべての恵みは、神によって成し遂げられています。ですから私たちは、苦難の中にあっても、キリストにある愛と恵みを覚えて、神にあって大いに喜んでいきましょう。神との和解を喜びましょう。神との関係を大切にし、深め、証ししていきましょう。