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「天の御国に迎えられる幸い」ルカ16:19~31

創造主なる神は、私たち人間が、神と救い主イエス・キリストを信じて、罪から救われ、永遠のいのちを得て天の御国へと入ることを願っておられます。キリストは、神とご自分を信じる人たちに天の御国を与えてくださっています。先に天に召された兄弟姉妹たちも、家族・親族が天の御国に来ることを待ち望んでいるのです。

 創造主は、私たちに命を与えて、生かしてくださっています。人は、「死んだら終わり」ではなく、死んだ後、神の前に生前の行いを問われます。神を信じず、他人を顧みず、与えられたものを自分のためにだけ使うなら、人はよみに行かねばなりません。ある金持ちは、神と神のみことばを信じないで、自分の享楽のために富を使い、病気で困っているラザロに目もくれませんでした。

 ラザロは、重い病気に罹り、辛くて苦しい生き方をしました。それでも彼は、神とみことばに信頼し従い、神を恨まず、人を憎まず、神に感謝し、神の喜ばれることを精一杯行っていました。ラザロは、死後、天の御国へと引き上げられて、神の与える平安と喜びと安息に満たされました。あなたがこの世で苦しみにあっても、神に信頼し従っていくなら、神は天の御国をあなたに用意しておられます。

 金持ちは、あらゆる面で豊かであり、毎日贅沢に遊び暮らしていました。ところが、死後、よみで苦しみもだえていました。せめて、自分の兄弟たちがよみに下ってくることのないようにアブラハムに願いました。しかし、アブラハムは、彼らが神のことばに聞き従わないなら、死者から復活した者が言っても信じないと答えました。復活されたキリストは、天の御国へとあなたを招いておられます。キリストは、私たちの罪を赦し、私たちを義とし、永遠のいのちを与えることのできるお方であるからです。あなたも、神とイエス・キリストを信じて天の御国を受け取りましょう。