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「愛し合う神の家族となる」Ⅰコリント13:1~13  林 美江子姉

今、私たちに与えられている地上の教会は「キリストの体なる教会」です。私たちは「キリストの体なる教会」を構成する各部分です。神は一人ひとりに「御霊の賜物」としての特性を備えてくださいました。各人に与えられている賜物は「キリストの体なる教会」にとって必要不可欠なものです。

しかし、パウロは主の教会を形成していくためには、それだけでは不十分であることを語り、キリスト者は「より優れた賜物を熱心に求めなさい」と勧告しています。「より優れた賜物」とは「愛」です。私たちは、十字架でいのちを犠牲にしてまでも、私たちに示してくださった「主イエス・キリストの愛」を受けています。

私たちは「キリストの愛」を受けている者として、「互いに愛し合う」ことを命令として与えられています。私たちの根底に「愛」があって初めて、各人に与えられている「「御霊の賜物」が活かされるのです。私たちは、キリストにあって「神の家族」とされました。そして、互いに兄弟姉妹と呼び合っています。「神の家族」は「愛の家族」です。なぜなら、「神は愛」だからです。

私たちキリスト者は、神に選ばれた聖なる愛されている者です。「神の家族」に対して、慈愛・親切・謙遜・柔和・寛容・忍耐の心を持って互いに不満を抱かず、赦し合い、愛を表していきましょう。

「キリストの体なる教会」の各器官である私たちの間に、主が流された愛の血が滞ることなく流れ続けていくように、妨害するあらゆる悪いものを教会から、自分自身から取り除いていきましょう。

野洲福音自由教会が「愛し合う神の家族」を旗印に前進していけるように、「愛」を追い求めましょう。