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「主は子どもを用いられる」ヨハネ6:1~15

子ども祝福礼拝

創造主なる神は、私たちに子どもたちを与えてくださっています。それぞれの子どもたちには、神が与えてくださった個性があります。神がご自分の形に似せて子どもたちを創造してくださったからです。そしてそれぞれの子どもに、神のお役に立つための働きを与えてくださっています。私たちは、子どもを大切にして、彼らが持っている個性や特性が存分に発揮できるように見守り、導く役割があります。

イエスは、多くの病人を癒してくださいました。イエスの奇跡を見聞きした大勢の人たちが、イエスのもとに来ました。彼らは、イエスを大預言者モーセの再来かもしれないと期待して、イエスのみことばに聞き入りました。夕方になりましたが、食べ物はありません。主は、少年が持っていた5つのパンと2匹の小魚を用いて奇蹟を行い、男だけで5,000人にもなる人たちを養ってくださいました。

モーセが荒野で40年間イスラエルの民を天からのパンであるマナをもって養ったように、イエスは、ご自身が「いのちのパン」として、ご自分を信じるすべての人たちに永遠のいのちを与えて、彼らを養ってくださるのです。私たちは、イエス・キリストを心に宿し、イエスのいのちによって日々活かされていることを覚えましょう。そしていのちのパンであるイエスを、まだ信じていない人たちにお裾分けしていきましょう。

主が少年を豊かに用いられたように、私たちも子どもたちを主のもとに導きましょう。彼らが信仰者として成長し、主のお役に立てるように働きかけていきましょう。そして大人も子どもも、神を礼拝し、聖餐にあずかり、主のお役に立っていきましょう。