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 「いのちの水の川」 黙示録22章1~2節 林美江子姉

2章は、主イエス・キリストが王として治める「神の御国」の様子が描かれています。ヨハネは「御使いはまた、水晶のように輝く、いのちの水の川を私に見せた。川は神と子羊の御座から出て、都の大通りの中央を流れていた。」と、記しています。

新しい天と地が神によって創造され、「神の御国」がキリスト者に備えられています。その時、キリストは「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。わたしは渇く者に、いのちの水の泉からただで飲ませる。」と語られます。御座から流れ出ている川は、キリストが「ただで飲ませる」と約束してくださった「いのちの水」です。「いのちの水」は、神から離れてさまよい、魂に飢え渇きを覚えていた人々に真の「救い」と「いのち」を与えます。

日本の国土には、飲料水に適した清らかで美味しい水が豊富にあります。しかし、豊富に与えられている水を飲み続けても、喉や肉体の渇きは癒えますが、私たちの魂や心の問題を癒すことはできません。

主キリストが与えてくださる水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがなく、飲んだ人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出るのです。それは、「神のいのち」「キリストのいのち」で満たされるからです。

「いのちの水の川」の両岸には、12種の実を実らせる「いのちの木」が植わっています。神は「いのちの木の実」で、キリスト者の心身の病の全てを癒してくださいます。

神の都において、神が用意してくださっている癒しは、恒久的で完全な癒しです。

神に対して罪を犯した、アダムとエバは「いのちの木」に近づく事も食べる事も禁じられて、エデンの園を追放されました。しかし、主イエス・キリストの与える水を喜んで飲む者(イエス・キリストを信じる者)は、「いのちの木の実」を自由に食べることができるのです。「もはや、のろわれるものは何もない」のです。ハレルヤ♪