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「み言葉は広がって行った」使徒6:1~7 飯田浩章兄

教会はペンテコステの日以来順調に成長していきました。

しかしここで問題が起こりました。ギリシャ語を使うユダヤ人たちが、生粋のへブル語を使うユダヤ人たちに対して、苦情を申し立てました。それは彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給のことでなおざりにされていたと感じたからです。その当時、いろいろな事情で海外に住んでいたユダヤ人たちが多くいたのですが、色々な理由で祖国ユダヤに帰ってくる人がかなりいたのです。しかし彼らは外国生活が長かったせいで、ヘブル語を忘れていました。使用する言語が違えば、意志の疎通が難しくなります。文化的背景も違うので、ちょっとしたことで行き違いが生まれます。このまま行ったら、この食事の配給に使徒たちが必要以上の時間と労力を取られてしまいます。

教会は先ず神の言葉が語られるところでなければならないのに、説教の準備や祈りがおろそかになってしまいます。そこで12使徒たちは、いのりとみことばに専念するために7人の執事を選ぶように弟子たちに言いました。

7人の執事が選ばれ、教会内部の問題は主によって解決していきましたが、今度はサタンは迫害によって教会を揺さぶってきました。散らされた信徒たちはそれでも散らされた先で福音を宣べ伝え、教会は発展していきました。

使徒の働きは1章から、28章で話を閉じていますが、今私たちは、使徒の働き野洲福音自由教会の章の中を歩ませていただいています。2000年前のクリスチャンたちが、復活されたイエス様に励まされて福音を伝えたように、私たちもイエス様に用いられて福音を伝えていきましょう。使徒の働き野洲福音自由教会の章を生きる私たちは、主の働きを担うものとして、福音の為に,主にお捧げする人生を生きていきましょう。こうして神の言葉はますます広まっていき、野洲で弟子の数が非常に増えていったと、私たちのページに書き込めるように、伝道して行こうではありませんか。