· 

「神に喜ばれるように福音を語りましょう」 Ⅰテサロニケ2:1~4

神は、迫害さえも用いて、福音宣教の働きを進められます。パウロたちは、ピリピで神の福音を語ったために迫害を受けてテサロニケに逃れてきました。テサロニケでも神の導きがあり、多くの人たちが偶像から生けるまことの神に立ち返り、仕えるようになりました。神が迫害さえも用いてくださったので、パウロたちの働きは無駄になるどころか、主の教会を生み出す結果となったのです。

神は、私たちが福音を語る時に、勇気と力を与えて、大胆に語ることができるようにしてくださいます。パウロたちは、ピリピで神の福音を語ったために苦しみと辱めを受けたにもかかわらず、テサロニケでも彼らは福音を語り続けました。そのために多くの苦闘を強いられました。それでも、彼らは福音を語り続けることができました。神が彼らに勇気と力を与えて、福音を大胆に語ることができるようにしてくださったからです。

パウロたちが語った福音の勧めは、救いの真理から逸脱したものでもなく、悪い欲望を満たそうとする不純な動機から出たものでもなく、人をだまして計略にかけるものでもありませんでした。救いの真理に基づき、キリストにある聖さを与えて高潔な人格を形成し、公平で私心がないものでした。

パウロたちは、人を喜ばせるためにではなく、神を喜ばせるために福音宣教に励みました。神に忠実に仕え、福音の教えに従いました。人の心を調べられる神は、福音を語る働きを彼らに委ね、認めてこられました。私たちも、聖霊に助けていただいて、生活のあらゆる分野で神に喜ばれる歩みをさせていただきましょう。特に、福音を語る上で神に喜ばれるように励みましょう。